No.22 報得川に架かる兼城橋

2013年2月1日

 

 No.22 報得川に架かる兼城橋


















801-114-2-05-0007
 
報得川を挟んで、字兼城と字糸満を結ぶ兼城橋。

タライを頭に載せた少女と女性が上之平の坂を下り、兼城向け橋を渡る。撮影は1960(昭和35)年ごろの夏。
石橋だった戦前の兼城橋は、1942(昭和17)年ごろに大雨で破壊され、その後コンクリートの橋にすげ替えられた。
戦後も取り替えや修復を繰り返した。
 
写真の左手後方、木々の間から見えている細長い建物は糸満小学校の校舎。
 
橋の手前や欄干のたもとに広げられているのはイグサ。イグサは旧暦5月と8月の年2回収穫できた。
旧兼城村は県下有数の産地だった。

収穫したイグサは水洗いした後、2つに裂き、天日に干して色つやを出した。
雨に濡れると変色して商品にならないので、にわか雨でも降ろうものなら、それこそ火事場さながらの大騒動で取り入れたという。
 
(写真 東風平朝正氏)