海人課-離島漁業再生支援事業について

2013年2月1日

 

離島漁業再生支援事業について

サバニ 離島漁業再生支援事業とは、漁業の再生と発展を図る観点から集落協定を結んだ漁業者の団体へ、国や県からの交付金を主にした補助金を基に、 漁業者が主体となって行う取組みです。

その内容は、種苗の放流、漁場の管理・改善、産卵場・育成場の整備、水質維持や改善、海岸清掃、等多岐にわたり、自らの創意工夫により漁業の再生を目指すものです。

種苗の放流活動

放流 漁業資源確保の為、各種の稚魚放流が行われています。タマン(ハマフエフキ)の他、ヤイトハタ、タイワンガサミ(ワタリガニ)等がこれまでに放流されてきました。

パヤオ(浮漁礁)の設置

パヤオ製作 パヤオとは、海の表層や中層に設置する人工の浮漁礁の事です。回遊魚が漂着物に集まる習性を利用して集魚を図るもので、漁業の効率改善をする事ができます。

パヤオ 沖縄本島の周辺にも、既に多くのパヤオが設置されてきています。本事業によっても、平成18年度よりパヤオの設置に取組み、外洋設置の大型の物や、サワラ付けと呼ばれる小型の近海用浮漁礁が設置されてきています。

産卵床の設置

アオリイカ 近年は本市の沿岸地域でもサンゴ礁が減少し、魚類の産卵場や稚魚の生育場が減ってきています。こうした環境を改善すべく、沿岸部に産卵するアオリイカの人工産卵床の設置が行われています。

イカ卵 人工産卵床は、金属の骨組みを用いた大型の物やプラスチック製の小型の物、木の枝を用いた手作りの物等様々な種類があります。(写真は実際に産み付けられたアオリイカの卵)

シャコ貝の放流

シャコ貝放流 種苗の放流は魚類だけでなく、シャコ貝やタカセ貝等の貝類や、ウニ等も放流が実施されています。今後、こうした付加価値の高いものが収穫できるようになると、漁家経営の助けに なってくれる事が期待されます。

シャコ貝ブロック シャコ貝の場合、種苗を石灰岩のブロックに埋め込み、定着するまで中間育成しなければならない等手間がかかりますが、5年程度で出荷できる程の大きさに成長してくれます。

サメ駆除活動

サメ 一部の種類のサメは一本釣りや延縄漁業に被害を与えています。こうしたサメの駆除も、重要な活動の一つです。漁業者が駆除用の道具を作成し、年に数回サメ駆除を実施しています。

サメ2 こうした取組みの結果、サメによる被害も少なくなってきました。

時には、軽自動車より大きなサメが揚がることもあります。(写真はイタチザメ)

オニヒトデの一斉駆除活動

オニヒトデ サンゴ礁に深刻な被害を与えるオニヒトデの大量発生も、魚場の保全を図る漁業者にとっては、大きな関心事項です。豊かなイノー(礁湖)を守るため、 時には漁業者が総出でオニヒトデの駆除活動にあたります。

河川水質改善への取組み

浄化剤 沿岸区域の魚場が失われていく大きな原因の一つが、水質の悪化です。特に河川を通じての廃水の流入が環境に与える影響は極めて大きいものがあります。 こうした中で、漁業者も水質浄化の為に、微生物を利用した水質改良剤の投入等を行っています。

海浜清掃活動

清掃 海浜の清掃も漁業集落の重要な活動の一つになっています。不法投棄や漂着物で汚れてしまった海浜の 清掃活動に、美しい浜辺を取り戻していく為、地域と漁業者が一体となって取り組んでいます。

 

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