8月7日、糸満市役所で農作業支援通知システム「てるちゃん」の実証実験開始についての記者発表が行われました。
このシステムは、昨年4月に締結されたITサービスを活用して地方創生を推進するプロジェクト「Cloud ON OKINAWA」の一環で行われ、KDDIウェブコミュニケーションズが開発しました。
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「てるちゃん」は照度や湿度を電話およびSMSで通知して作業の効率化を図る農作業支援通知システムです。今回の実証実験は、農作業での有用性確認やシステムおよび機器の情報取得を目的に、市内の電照を使用する小菊農家とハウスでマンゴーの栽培を行う農家を対象に約半年間行われ、2019年度の正式稼動を目指すものです。
上原昭市長は「日照や温度などに影響を受ける農業にとって、IoT技術を活用して負担軽減を図れることは大きなメリットです。今回の実証実験では農家の生産性の向上と負担軽減につながることを期待します」と話しました。
この取り組みについて詳しくは行政経営課(☎840-8193)まで。