野良猫(飼い主がいない猫)にむやみにエサを与えないでください

2019年5月31日

 沖縄県における犬・猫の殺処分頭数は年々減少していますが、平成30年度は999頭に上ります。このうち、猫の殺処分頭数は832頭(約83.5%)を占め、その大半は野良猫です。
 やせておなかをすかせた猫がいれば、エサを与えたくなる気持ちは、否定できるものではありません。しかし、そのエサやり、きちんとルールを守って行われていますか?
 猫を居つかせて、繁殖してしまうことで、かえって不幸な命を増やしていることになります。また、あなたの知らないところで猫たちが、他のお宅に大変な迷惑をかけていることもあります。

置きエサは絶対しない

 猫が集まる時間が不特定だからと、エサを器に入れて放っておいてはいけません。置きエサは近隣地域から移動してきた猫まで居つかせる原因となり、カラスを呼び寄せたりゴキブリ、ハエ等害虫などを発生させるなど不衛生な状態にもなりがちです。エサを与える場所と時間を決め、適量を器に入れ、食べ終わるまで見守ります。食べ終わったら速やかに片づけて、きれいに掃除もします。後になって他の猫が現れてエサをねだっても、その日は与えずに時間を守ります。数日で、猫たちは時間にあわせて姿を見せるようになります。

公共の場所や他人の敷地等に迷惑をかけていないか、良く観察する

 猫が苦手な人や、アレルギーなどの身体的に猫を受け付けない人によっては、庭先を横切られただけでも不快に感じることもあります。猫に好意的な人でも、庭の植木や花を痛められた、糞や尿をされた、車を傷つけられたなど被害にあえば次第に猫と、猫にエサを与えている人に対する感情が不快なものになってしまいます。猫の行動範囲をよく観察し、ご近所に迷惑になっていないか、常に気を配ります。また、他人の土地や施設敷地などでエサを与える場合は、必ず管理者の許可を受ける必要があります。
 小さな命を気遣う行為は素晴らしいものですが、そこには責任と労力も伴います。与え放しの無責任なエサやりはかえって猫を取り巻く環境を悪くしてしまいます。エサを与えつつ繁殖を防ぎ、数を減らして猫による被害と、不幸な命の誕生を減らしていくことが大切です。

不妊去勢手術を行う

 野良猫がかわいそうでエサを与えているのなら、かわいそうな野良猫がこれ以上増えないようにする。これは、エサを与えている方の責務です。猫をよく観察して、耳の先を三角にカットがなされていない場合は未手術の猫です。飼い猫の寿命はおおよそ4年程度と言われています。繁殖せずにいれば数年でその場から野良猫は消滅します。
 糸満市では、飼い主のいない猫問題の解決方法として、自治会、ボランティア団体、動物病院にご協力いただき、平成30年度から「公益財団法人どうぶつ基金」が実施している「さくらねこ無料不妊手術事業」の支援を受け、行政枠手術チケットを利用し、市内の飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施し、耳の先を三角にカットした後、元いた場所に戻すなど取り組みをしました。

 「公益財団法人どうぶつ基金」のホームページはこちら(外部サイト https://www.doubutukikin.or.jp/)。

 

 

 

 

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