12月11日、糸満市役所で糸満市と国立大学法人琉球大学との包括的連携協定に関する締結式が行われました。
この取り組みは、糸満市と琉球大学が包括的な連携のもと、それぞれの資源や機能などの活用を図りながら幅広い分野で協力し、市域の発展と人材育成および学術研究の振興に寄与することを目的としています。
まず職員向けに琉球大学の瀬名波出准教授による「糸満市における産官学連携プロジェクトの実例について」の基調講演が行われ、参加者は包括的連携に関する理解を深めたあと、協定締結式が行われました。
同式で上原昭市長は「産業や農業の流通体制を整えるなど、ハード面では行政も取り組んでいるが、ソフト面に関してはまだ弱い部分があるため、琉球大学の協力や指導を仰ぐことにより取り組みが強化されることを期待しています」とあいさつしました。
また、琉球大学の大城肇学長は「これまでも本学と糸満市はいくつかの連携事業を実施してきましたが、本日連携協定の締結が行われたことにより、今後さまざまな分野においてさらなる事業展開の可能性が生まれることを確信しています」と話しました。
この取り組みについて詳しくは行政経営課(☎840-8193)まで。