飼い主のいない猫(野良猫)による被害について

2021年6月9日

 糸満市内では、飼い主のいない猫(野良猫)が繁殖し、近隣住民の敷地内等で「ふん尿をする」・「車などで爪とぎをする」・「花壇を荒らす」などの理由により、近隣の方が迷惑し、苦情が多く寄せられている事例があります。

野良猫が増える原因

野良猫が増える原因としては、次のようなことが考えられます。

 

野外での無責任なエサやり


 「野良猫がかわいそう」という理由で、不妊手術を行わないいまま無責任に野良猫のエサやりを行っている方がいます。野良猫への無責任なエサやりは、近隣住民とのトラブルにつながります。「かわいそう」という思いだけで、野外で不妊手術されていない野良猫にエサを与えると、次のようなことが考えられ、結果として、周辺の生活環境にも影響が出てしまいます。 

  1. 猫同士で繁殖が盛んになり、子猫が生まれ、不幸な野良猫が増えること。
  2. 発情期の鳴き声やスプレー行為(縄張りを示すにおいつけ行為)が増えること。
  3. 猫が集まり、猫の喧嘩による怪我、感染症や交通事故が起こる確率が高くなること。
  4. エサの放置でエサ自体がゴミになり、不衛生になる(カラスなど猫以外の動物がそのエサに集まってくる)おそれがあること。 

 

  飼い猫の不適切な管理(飼い方)


 飼い猫を不妊手術を行わないまま外飼いすると、野外で野良猫と接触することで、「繁殖期に妊娠してしまう(妊娠させてしまう)」可能性が高くなり、不幸な野良猫が増える原因につながります。

  また、飼い猫の所有者を明確に明示しない状態で野外へ自由に移動させてしまうと、その猫が「飼い猫」か「野良猫」か区別できません(市として猫に対する苦情対応がうまくいかない理由に一つでもあります。)。感染症や交通事故といったトラブルを避けるためにも、飼い猫は屋内で飼うようにお願いします。

 

 沖縄県では、以下のページで「沖縄県猫の適正飼育ガイドライン」、『「飼い主のいない猫対策」マニュアル(試行版)』を作成していますので、ご覧ください。

 https://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/shizen/nekotekiseisiiku.html

 

良猫対策について

このページでは、野良猫によるトラブルをなくす試みとして、公益財団法人動物基金による無料不妊手術事業(さくらねこ無料不妊手術事業)を紹介させていただきます。

 

公益財団法人どうぶつ基金による無料不妊手術事業(さくらねこ無料不妊手術事業)


 糸満市では、飼い主のいない猫(野良猫)問題の解決方法として、自治会、ボランティア団体、動物病院にご協力いただき、平成30年度から「公益財団法人どうぶつ基金」が実施している「さくらねこ無料不妊手術事業」の支援を受け、行政枠手術チケットを利用し、市内の飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施し、耳の先を三角にカットした後、元いた場所に戻すなど取り組みを行っています。

 ただし、市から交付に当たっては一定の条件があり、条件に合致しない方には、交付できかねますので予めご了承ください、詳細につきましては市民生活環境課へお問い合わせください。

 

※ さくら猫無料不妊手術事業とは

 公益団体法人どうぶつ基金が手術費用等を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

 

参考リンク:交易財団法人どうぶつ基金さくらねこ無料不妊手術 

https://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/story/

 

お問い合わせ

市民生活環境課
生活環境係
電話:098-840-8124
ファクシミリ:098-840-8155