糸満市では平成30年度から公益財団法人どうぶつ基金が行っている「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用して、市民の生活環境の改善、及び殺処分を減らす目的でTNR活動を実施しております。
令和3年度におきましては、ボランティアの皆様のご協力によって、約270頭のさくらねこが誕生しました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。(令和2年度:約120頭)
令和4年度も引き続き、さくらねこTNR事業を継続して行います。
公益財団法人どうぶつ基金の事業で、「動物の愛護及び管理に関する法律」の理念に基づき、所有者不明の猫(野良猫)を原因とする生活環境被害の軽減と所有者不明猫の行政での引き取り数の減少及び地域活動を支援し、「行政による猫の殺処分ゼロ」の早期実現に資することを目的とする事業です。(「さくらねこ無料不妊手術事業」要綱 第2条 目的)
TNR活動とは、トラップ(捕獲して)ニューター(不妊手術してさくら耳カット)リターン(元の場所に戻す)の略です。飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、 繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。
参照:https://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/story/