今冬のインフルエンザについては、南半球のオーストラリアにおいて、例年よりも数か月早くインフルエンザの流行が確認されています。また、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念され、日本感染症学会からは積極的なインフルエンザワクチンの接種が推奨されています。
今年度におけるインフルエンザワクチンについては、国によると記録が残る中で最大の供給量を確保できる見込みとなっていますので、インフルエンザの重症化を防ぐためにも、接種を希望される方は、お早めに接種をお願いします。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能です。ただし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
インフルエンザワクチンは重症化予防効果などの効果がある一方で、発病を必ず防ぐわけではなく、接種時の体調などによって副反応が生じる場合があります。