与座ガーは三山時代、墓を造ろうとして偶然発見されたといわれている水量豊富な井泉です。与座の人々の重要な水源で、旧正月のワカミジ(若水)や産湯に使う水を汲むンブガー(産井泉)でもありました。水源の近くに「湧泉」「大御泉」「古泉」と記した祠が設けられ、ウマチー(麦と稲に関する農耕儀礼)等にはカーミグイ(井泉巡り)と称して各門中が参拝しています。現在は「与座ガー公園」として整備され、休日には家族連れ等が訪れて水遊びを楽しんでいます。
【場所】 沖縄県糸満市字与座379
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