糸満漁港に面する糸満市字糸満の西区と町端区の一部には、国道331号線から漁港に向かって9本の門小(ジョーグヮー)と呼ばれる路地が伸びています。 北から6本目のこの門小を町ン門、このカーは町ン門ヌカーと呼ばれています。
町ン門の名は、明治21(1888)年、この門小を埋め立てて、市場が新設されたことに由来します。
当時の市場は、フカ売場、肉売場、魚売場、野菜売場などに分かれ多くの人々が行き交い賑わっていました。町ン門ヌカーは、市場で働く人々や周辺住民に大切に利用されていました。
【場所】糸満市字糸満413-3付近