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ひめゆり平和祈念資料館
ひめゆり平和祈念資料館 所要時間目安:40分
ひめゆり学徒隊に関する資料館
ひめゆり学徒隊
ひめゆり学徒隊とは、1945年3月末、看護要員として沖縄陸軍病院に動員された沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒222名と引率教師18名のこと。米軍の侵攻により5月末には沖縄本島の南部へ撤退した。6月18日に突然解散命令が出され、数日の間に死亡者の約80%に当たる100名余りが命を落とした。
ひめゆりの塔
ひめゆりの塔は、ひめゆり学徒隊の最後の地の一つである伊原第三外科壕の上に建てられた慰霊碑。同壕は沖縄陸軍病院第三外科勤務の職員やひめゆり学徒隊が南部撤退後に避難した壕で、1945年6月19日朝、米軍の攻撃により、多くの生徒や教師が亡くなった。
ひめゆり平和祈念資料館
ひめゆり平和祈念資料館は、戦争の悲惨さや平和の大切さを後世に語り継ぐために、1989年6月23日に開館した。ひめゆり学徒の遺品、写真、生存者の証言映像、南風原の陸軍病院壕の一部や伊原第三外科壕内部を再現したジオラマなどを見ることができる。
ひめゆりの塔や資料館には、現在も多くの人が訪れ、平和への祈りを捧げている。
場所
〒901-0344 沖縄県糸満市字伊原671-1
Tel
098(997)2100
Fax
098(997)2102
HP
http://www.himeyuri.or.jp/top.html
入場料
大人:310円 高校生:210円 小・中学生:110円(6月23日は入館料無料)
時間
9時00分~17時30分(入館は17時00分まで)
休館日
年中無休
いとちゃんminiでのアクセス
最寄りのバス停:M-21 ひめゆりの塔前
ご予約は:098-840-3210
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梯梧之塔 所要時間目安:5分
私立沖縄昭和高等女学校の生徒たちを祀る慰霊の塔
ひめゆりの塔の近くに立つ「梯梧之塔」は、私立沖縄昭和高等女学校の生徒・教職員62人を祀る。梯梧学徒隊の名称は、校歌の「梯梧の花の緋の誠」にちなむ。学徒らはナゲーラ壕(現南風原町新川)にあった第62師団野戦病院に配属された。5月下旬に負傷兵と共に南部に撤退。6月上旬、激しい砲撃の中伊原に到着する。その後6月19日に解散命令が出た。この塔は1950年に那覇市崇元寺の旧校舎跡に建立されるが、1974年6月に現在地に移設された。
「ゆさぶりて 碑をゆさぶりて思い切り きけどもきけぬ 声をききたし」
場所
〒901-0344 沖縄県糸満市字米須西原1049
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伊原第一外科壕 所要時間目安:5分
沖縄陸軍病院職員やひめゆり学徒隊が避難していた壕
ひめゆりの塔から南西に300mほど進み、「第一外科壕入口」の案内を左に曲がると、伊原第一外科壕跡がある。伊原第三外科壕とともに、南部撤退後に沖縄陸軍病院職員やひめゆり学徒隊が避難していた壕の一つで、最初糸数分室の勤務者が入っていたが、後から第一外科と津嘉山経理部の勤務者が合流した。6月17日、壕の入り口近くに砲弾が直撃し、学徒や病院関係者が死傷。その翌18日に学徒らに解散命令が出され、19日未明に負傷者9名を残し、壕を脱出した。
場所
〒901-0344 沖縄県糸満市字伊原212
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注意
これらの場所には危険な箇所もあります。服装や持ち物には十分注意し、子ども達だけ、または一人だけでは決して行かないようにしましょう。
また、草むらではハブに注意してください。