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照屋の石彫獅子(多言語表記版)
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糸満市指定有形文化財(彫刻)
この石獅子は、字照屋のヒーゲーシ(火返し)として設置されたもので、ヒーザン(火の山)といわれ人々から恐れられた八重瀬岳をにらみつけるように置かれています。
旧暦10月には「ヒーゲーシの御願」という村御願が行われます。この石獅子に関する資料は残っておらず、製作者及び年代は明らかになっていません。市内には座波・大里・与座・名城にも石獅子がありますが、特に照屋のものは見事とされ、美術的価値が高いといわれています。
石獅子は字照屋741ー1番地の照屋バス停脇にありましたが、平成14年3月11日、集落の拡大と道路拡張により現在地に移設されました。前位置は歩道にポイントで示されていますので探してみてください。
1977(昭和52)年4月1日市指定
高さ約1m 最大長約60cm 最大幅約40cm
素材琉球石灰岩
場所
沖縄県糸満市照屋743-1
文化・歴史に関するお問い合わせは教育委員会文化振興係まで
電話:098-840-8163