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令和6年6月に豊見城市を主会場として行われる「デフバレーボール世界選手権2024」を前に、デフバレーボール体験・交流イベントが1月20日(土曜日)、西崎総合体育館で行われました。
デフバレーボールとは、聴覚障害者によるバレーボール競技の事で、チームメイトの声や審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない・聞こえにくい選手がプレーします。通常のバレーボールと同じ6人制で行われ、コートや用具競技形式なども同じです。 今年6月には豊見城市を主会場、糸満市を練習会場としてデフバレーボール世界選手権2024が開催されることが決定しており、今回は強化試合をかねて、男女の日本代表選手と地域のバレーボール少年団の交流会が行われました。
交流会では、子どもたちが各グループに分かれて選手と手話やバレーボール競技を通じてコミュニケーションを取る様子が見られました。
交流会に参加した兼城フレンズの上江洲瑚乃さん(兼城小6年)は「手話でコミュニケーションを取りながらバレーすることが初めてで、最初は緊張しました。耳が聞こえなくても相手の目を見て手話をしたら伝わったので良かったです。身近な人に耳が聞こえない人がいても、手話でコミュニケーションを取れるようにしたいです」と話しました。