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“給付型の奨学資金でこどもたちの応援!”クリぞう・糸満奨学資金の協定締結式

ページID:0040391 更新日:2026年10月7日更新 印刷ページ表示

 10月7日(火曜日)、市役所でクリぞう・糸満奨学資金に関する協定締結式が行われました。

 本協定は、一般財団法人普久原未来のための事業団からの寄附の申し出を受けて締結されたものです。高校または大学に入学する子どもたちを対象に、返還の必要がない給付型の奨学資金を届けます。家庭の経済的状況に左右されることなく、自らの夢に向かってチャレンジできる環境を整えることを目的としています。

 同事業団の有田英樹代表理事の祖父は沖縄戦で殉職した警部で、その地が現在の糸満市(当時の真壁村)であったという深い縁があります。祖父が残した遺産を原資として、社会への恩返しを原動力に事業団を立ち上げました。糸満市で未来を夢見て学ぶ子どもたちの役に立ちたいという強い願いから、今回の協定締結へと至りました。

 奨学資金の名称となっている「クリぞう」は、平和の大切さを語り継ぐ一助にしてほしいとの思いから同代表理事と崇城大学の学生たちが共同で制作した絵本の名前から使用しています。

 締結式で同代表理事は、「沖縄の言葉『いちゃりばちょーでー』が好きです。『一度出会えば皆きょうだい』という意味と知って、深く感銘を受けました。糸満市のこどもたちの未来のために、協力できてうれしいです」と語りました。

 當銘真栄市長は「家庭の経済的状況に左右されることなく、子どもたちが自らの夢に向かってチャレンジできる環境を整えることは、本市にとって最も重要な課題の一つです。本日、確かな絆として協定を締結できたことは、本市の教育行政において大変意義深く、身の引き締まる思いです」とお礼を述べました。

 屋良朝俊教育長は「子どもたちが将来の返還という負担を背負うことなく、安心して学業に専念できるようになります。これは単なる経済的な支援にとどまらず、『君たちの学びを応援し、見守っている大人がたくさんいる』という、子どもたちへの力強い励ましそのものになります」と感謝を伝えました。

 今後の予定として、令和9年度の入学予定者を対象にした募集案内を令和9年2月に市ホームページへ掲載し、3月初旬ごろから募集を開始する予定です。

 クリぞう・糸満奨学資金について、詳しくは教育総務課(Tel:098-840-8160)まで。

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