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【0~5歳の「養育里親」を募集しています】
沖縄県では、何らかの事情により家庭での養育が困難になったまたは受けられなくなった子どもたちがいます。このような子供たちを、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境のもとで一定期間、養育を提供するのが「養育里親」です。現在、糸満市内にある社会福祉法人袋中園「里親支援よしみず<外部リンク>」では、短期間、数日から数か月なら活動できる方や、乳幼児の養育に協力したい方を募集しています。養育里親になった後は、支援員によるサポートもあります。
そのほかにも、厚生労働省および関係団体では、「里親を求める運動」を通して里親制度の普及啓発の強化を図り、児童福祉関係機関・施設はもとより、病院、学校、企業・事務所、地域住民などへの理解を促し、社会全体で里親を支援する機運づくりを行っています。
また、糸満市でもポスターの掲示やリーフレットの配布を行っております。里親制度の概要については以下の通りです。
里親の種類
養育里親
家族と暮らせない子どもを一定期間、自分の家庭に迎え入れて養育する里親です。(研修を受ける必要があります。)
親族里親
両親が死亡するなどして育てられなくなった子どもを親族で育てる里親です。
専門里親
虐待を受けた子どもや障がいのある子どもなど、専門的ケアを必要とする子どもを養育する里親です。(専門里親研修を終了し、養育に専念できることが必要です。)
養子縁組里親
養子縁組によって、子どもを養子として育てる里親です。
里親になるためには
里親になるために特別な資格は必要ありませんが、次の要件を満たしていなければなりません。
- 都道府県などが実施する養育里親研修を修了し、養育里親名簿に登録されること。
- 心身ともに健全であること。
- 子どもの養育についての理解や熱意と愛情を持っていること。
- 経済的に困窮していないこと。
- 子どもの養育に関し、虐待などの問題がないこと。
- 同居人に、虐待などの欠格事由の該当者がいないこと。
必要な手続き
1.相談
里親になりたい人、里親について知りたい人は、市町村窓口や児童相談所などに相談ください。
2.申請書提出
最寄の児童相談所(糸満市は沖縄県中央児童相談所)に申請書を提出します。その後、児童相談所による家庭訪問などの調査や先輩里親のアドバイスを受けます。
3.調査・認定
児童福祉審議会などでの審議を経て、知事あるいは市長の認定により、里親として登録されます。
4.認定前研修・認定後基礎研修
調査・認定における手続を受ける間、児童養護施設や乳児院等の訪問、里親制度に関する説明等の研修を受講します。施設職員としての経験があれば、研修の一部が免除されます。
5.養育の開始
里親の家庭の状況や希望などを考慮し、児童相談所が養育をお願いします。なお、登録後も5年ごと(専門里親は2年ごと)に、更新のための研修を受けることが義務付けられています。
里親制度に関するお問い合わせ先
ホームページ
里親制度等について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
公益財団法人全国里親会<外部リンク>
お問い合わせ先
- 糸満市役所こども未来課 Tel:098-840-8191 Fax:098-840-8154
- 沖縄県中央児童相談所 Tel:098-886-2900 Fax:098-886-6531
- 沖縄県コザ児童相談所 Tel:098-937-0859 Fax:098-938-7288
- 宮古福祉事務所福祉班 Tel:0980-72-3771 Fax:0980-73-2131
- 沖縄県中央児童相談所(八重山分室) Tel:0980-88-7801 Fax:0980-83-5949
- 一般社団法人沖縄県里親会 Tel:098-882-5709 Fax:098-882-5719