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農地から赤土等の流出を防ぎましょう
梅雨や台風の時期は、農地から赤土等が流出する恐れがあります。流出による道路への土砂堆積や、側溝の詰まり等の被害も想定されます。
農地の管理者は、赤土等流出防止対策について、ご協力お願いします。
赤土等流出防止対策
- 農地等の傾斜を緩やかにする<勾配修正>
急勾配の農地を緩やかにし、流出を抑制します。 - 農地等の間に畦畔を造る<畦畔工(けいはんこう)>
農地長を畦畔等により分断し、短くすることで侵食を抑制します。 - 農地等の中に土を溜める桝を造る<土砂溜桝(ためます)>
農地等の中に桝を設置することで、肥沃な表土の農地等外流出を抑制します。 - 植生帯の設置<グリーンベルト>
農地等境界・排水路側面にベチパー等を植生させ、流出を抑制します。
※グリーンベルトは、土壌の流出防止だけではなく、潮害・風害・干害から農作物を守り、収穫量の増加、品質の向上、作物の選択的拡大が図れ、また副産物利用として家畜飼料、マルチ材、薬草、染料等の利活用や観光資源としての景観の効果も期待できます。 - 法面を保護する<法面植生>
傾斜面に植物を植えることで、風化や降雨から土砂の流出を防ぎます。
※法面(のりめん)とは、山を切り開いたり、その土を盛ったりしてできた土の傾斜面のことです。