本文
西崎研修センター(ホテルスポーツロッジ糸満)のサウンディング型市場調査実施結果の概要について
サウンディング型市場調について
1.目的
本調査は、さまざまなノウハウを持った民間事業者から、本施設の市場性の有無や事業アイデアなどの意見を「サウンディング型市場調査」により募集することで、効果的な利活用を図ることを目的に実施しました。
2.実施スケジュール
・令和5年1月4日(水曜日):実施要領の公表
・令和5年1月20日(金曜日):現地見学会の参加申込期限
・令和5年1月27日(金曜日):現地見学・説明会
・令和5年2月3日(金曜日):質問受付期限
・令和5年2月10日(金曜日):サウンディング参加申込期限
・令和5年3月2日(木曜日):サウンディング実施
3.サウンディングの参加者
(1)現地説明会
令和5年1月27日(金曜日)に開催し、6事業者(合計13名)の方々にご参加いただき、施設内視察後、立地などを活かした利活用案の提案を求めました。
(2)サウンディング実施(ヒアリング)
令和5年3月2日(木曜日)に実施し、3事業者(合計9名)の方々にご参加いただきました。ご提案内容に関する費用負担、運営手法などについて意見交換を行いました。
4.提案内容を踏まえたまとめ
今回いただきました提案の主な内容は、下記のとおりとなります。
・本施設の強み(魅力)は、那覇空港からの交通アクセスが良く、都市公園内に位置しており、運動公園と隣接していることが挙げられる。
・施設の強みを活かして、スポーツに関連した宿泊機能等を備えた施設として活用することで、スポーツツーリズムの観点からもより多くの集客が見込める。
・数億円規模の投資を回収するには、施設単体ではなく、運動公園全体の長期管理契約が可能であれば、民間企業から見ても魅力が高い。
・改修を必要とする場合、民間企業のみでは費用の捻出が難しいため、行政にはあらゆる補助メニューの活用を検討してもらいたい。
・施設を取り壊して規模を大きくし、内容を充実させた方が良い。
5.今後の方針などについて
今回のサウンディング型市場調査では、現施設の利活用について具体的かつ有意義な提案を得ることができませんでした。そのため、ご提案内容や公共施設の有効活用等について幅広く議論をすすめてまいります。