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令和8年4月から水道料金を改定いたします

ページID:0029052 更新日:2025年4月25日更新 印刷ページ表示

​​​ 沖縄県企業局では、電気料金の上昇や整備コストの増加等により、令和6年10月より段階的に料金値上げが実施されており、今後の本市の水道事業の運営に大きな影響を及ぼすことから、令和8年4月1日から料金を改定いたします。

 水道の安定供給のため、使用者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

 改定までの流れ

 ▶糸満市水道事業経営戦略改定作業による10年間の財政・投資計画等の試算

 ▶糸満市上下水道経営委員会による意見徴収

 ▶令和7年3月糸満市議会定例会による料金改定議決

 

1.水道料金の改定が必要な理由

 本市では、沖縄県企業局より水道水を購入し、市民の皆さまへ給水しております。

 沖縄県企業局は、電気料金の上昇や整備コストの増加等により、令和6年10月より段階的に水道料金の値上げを行っております。

 県企業局の値上げの内容としては、 令和6年10月から17.79円/立方メートル(減免措置あり)の値上げ

 令和8年4月には、さらに15.67円/立方メートルの値上げを行い、最終的には33.46円/立方メートルの値上げが決定されております。

 この値上げに伴い、本市の年間の費用増額(税込)は、

 令和6年度 約7千万円

 令和7年度 約1億4千万円

 令和8年度以降 約2億7千万円の増額となる見込みです。

 本市水道事業の令和5年度の水道事業費用は約14億円であり、そのうち県企業局からの水道水の購入費(受水費)は約8億円で、水道事業費用の6割近くを占めております。

 このように、県企業局の値上げは本市の水道事業の運営に大きな影響を及ぼすことから、現行の水道料金収入では安定した経営を継続できなくなるため、今後10年間の財政・投資計画等を見込んだ糸満市水道事業経営戦略の改定と並行して、有識者や水道使用者、水道事業担当者で構成される「上下水道事業経営委員会」を開催しました。その意見も踏まえ「水道使用料の適正料金」について検討を行った結果、水道事業の健全な経営を図り、安定した水道サービスを維持するため、水道料金の値上げを行うこととなりました。

 引き続き、経費の削減や効率化に取り組み、公営企業としての経営努力に努めてまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

 ▶料金改定を行わなかった場合

 投資財政計画シミュレーションでは10年後、資金残高が約▲9億4,000万円、当年度利益が約▲1億4,000万円の見込みとなり経営悪化となります。

  経営戦略

2.改定の適用時期

 令和8年4月1日の改定ですが、実際の料金は下記のとおりで徴収致します。

 令和8年4月検針(5月請求分)まで→ 旧料金​

 令和8年5月検針(6月請求分)から​→ 新料金

 改定スケジュール

3.料金の改定内容

(1)改定水道料金表

 基本料金は据え置き、各水量区分の単価を改定します。(税込)

  改定水道料金表

(2)使用者への影響(モデルケース) 

   モデルケース図

 世帯人数は目安です。実際の使用水量により増減します。(税込)

 改定水道料金表

 

4.料金早見表

​ 令和8年4月 改定の水道料金早見表をご参照ください。

 なお、令和7年10月に下水道使用料が改定(※説明は下水道ホームページ参照)されることにより、段階別に早見表を掲載しております。

 令和7年10月改定後_料金早見表(税込)家事用・営業用 [PDFファイル/92KB]

 令和8年4月改定後_料金早見表(税込)家事用・営業用 [PDFファイル/116KB]

 令和8年4月改定後_料金早見表(税込)官公署用 [PDFファイル/11KB]

 

5.水道料金改定に関するQ&A​

 

Q1 なぜ、料金改定が必要なのですか?

A1 糸満市の今後の水道供給の継続に必要なためです。

 令和6年10月より沖縄県は水道料金の段階的な増額改定(令和6年10月1日、令和8年4月1日)を決定しており、糸満市では沖縄県企業局から水を購入(5年度決算約8億円)しているため、市民の皆様に安心・安全な水道水の安定的な供給を図るためには料金の改定が必要となっております。

 

Q2 なぜこの時期に料金改定をするのですか?

A2 今後10年間の収支の試算で赤字となる見込となり、この時期に改定をする必要があるためです。

 糸満市では令和6年10月より沖縄県企業局の水道料金の段階的な料金値上げに対して、物価高騰等の影響による市民の皆様のご負担を考え、水道会計の内部資金により料金改定を見送ってきましたが、今後は、企業局の料金値上げと水道工事の資材や燃料の高騰もあり大幅な赤字が見込まれるため、この時期とさせていただきました。

 

Q3 料金改定を行わないとどうなりますか?

A3 資金不足により水道の経営に影響がでます。

 水道は市民生活や企業などにかかせない重要な施設です。料金改定を行わなかった場合は令和16年に約9億円の資金不足となる見込みで、県企業局からの水の購入はもとより、水道管工事の新規や老朽化による更新(耐震化)、漏水修理に大きな影響がでます。また、地震等の災害が起こった場合の資金元としても不安となります。

 

Q4 今後も料金改定の見込みはありますか?

A4 経営戦略10年計画では今回のみで収支安定することとなっていますが、外部要因によっては改定の検討が必要です。

 今回の料金改定につきましては沖縄県企業局の料金値上げによるところが大きいもので、外部要因(糸満市水道会計以外の影響)によってはどうしても改定の検討をする必要があります。県企業局でのさらなる料金値上げや水道資材費や人件費高騰の推移を注視し、安定給水のため、経営努力をする必要があります。

 

Q5 今後の糸満市の水道経営はどうなっていますか?

A5 糸満市水道事業経営戦略改定により事業分析を行い、健全経営を継続していきます。

 経営戦略は10年間の収支検討で安定経営の分析をしたものです。今回は沖縄県企業局の値上げに対応することとなりましたが、ここ数年は安定経営を行ってきています。今後も公営企業の経営努力に努め、外部要因による影響を分析し、事業見直しのPDCAサイクルを実施し、なくてはならない水道の基盤を維持してまいります。

 

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