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公共下水道について

ページID:0002037 更新日:2022年12月1日更新 印刷ページ表示

公共下水道の概要

公共下水道の役割

私たちが安全で衛生的な生活をするうえで、下水道はおおきな役割を果たしています。
私たちが家庭や工場などで使った水は下水処理場に集められ、きれいに処理された後、川や海へ放流されます。

また、下水処理場では、処理過程で発生する汚泥由来の肥料や処理水などの資源を有効活用することにより、水の循環型都市作りを進めています。
さらに、雨水を速やかに排除する施設などを整備することで、安全で快適な生活をささえる重要な役割を担っています。

  1. 生活環境を改善する
    下水道の整備により、トイレはすべて水洗化できるようになります。同時に街中の水路がきれいになり、清潔で快適な生活環境を確保できます。
  2. 水質を保全する
    家庭や工場から排出される汚水を処理場で十分に浄化したのち放流することにより、河川や海などの水質保全が図られます。
  3. 浸水から街を守る
    街中に降った雨水を雨水管へ流入させ、すみやかに排除、または貯留・地中浸透させることにより、浸水から街を守ります。
  4. 下水道資源を有効利用する
    下水道は、再生水や汚泥、消化ガス等の多くの利用可能な資源・エネルギーを持っており、省エネ・リサイクル社会の実現と地球環境の保全に向けて、その有効利用を図ります。

水の循環図

公共下水道施設のしくみ

家庭や工場から出た汚れた水(汚水)は、道路上にある「ます」をつうじて下水道管に流れていきます。
下水を流す方式には、汚水と雨水を一つの管で流す合流式と、別々に流す分流式があります。
分流式では、汚水は浄化センターで処理し、雨水はそのまま川や海へ流します。
糸満市や沖縄県内では、分流式を採用しています。

下水道は、主に次の3つの施設でできています。

  1. 下水を集めて流す下水道管
  2. 下水道管が深くなりすぎないように途中で下水をくみ上げるポンプ
  3. 下水をきれいな水に処理する浄化センター

どの施設も正しく動くように日々点検、清掃、補修などを行っています。

糸満市浄化センター

下水処理場は、下水管から流れた汚水をバクテリアなどの微生物が下水の汚れを食べることを利用して、下水をきれいにする処理施設です。きれいに処理された水をさらに高度処理し、親水公園の水源の一部として海に放流されて自然環境に戻っていきます。
また、処理する過程で発生した汚泥は消化ガス発電やたい肥化して緑農地に有効利用されています。

糸満市浄化センターポンチ絵[PDFファイル/204KB]

浄化センター写真

公共下水道の概況

糸満市は、海洋に面する低地に市街地が発達し、降雨の度に浸水問題を抱えその対策として、昭和51年に都市下水路の事業認可を受け下水道事業に着手しました。

昭和54年には下水道基本計画を策定し、昭和55年に糸満市公共下水道の事業認可を受け、生活環境の改善、公共水域の保全に向けた下水道整備も併せて行ってきました。

公共下水道事業は、事業の進捗、市街化区域の拡大にあわせ、排水区域を拡大し、整備するなか、市街化区域の都市下水路を公共下水道に移行しています。

昭和58年には単独処理場である糸満市浄化センターの供用を開始し、以後、下水道事業の変更認可のもと下水道整備の普及と接続促進に努めてまいりました。

また、平成5年に本浄化センターは、糸満市アクアパークモデル事業として採択を受け、処理場の処理水を高度処理して隣接する西崎親水公園にせせらぎ水路の水源として供給しています。

令和2年度末で計画処理区域面積969ヘクタールに対し、整備済面積739ヘクタールで整備率は約76%となっています。引き続き下水道事業の促進を図り、快適で住み良い街づくりを進めます。

公共下水道事業の概要

項目 全体計画 事業計画

下水道計画目標年度

令和47年度 令和5年度

排除方式

分流式

下水道計画区域(ヘクタール)

1,196.19ヘクタール 969.18ヘクタール

計画処理人口(人)

54,300人 45,830人
汚水量原単位 生活汚水(L/人・日) 230L/人・日 230L/人・日
計画汚水量

日平均(立方メートル/日)

23,100立方メートル/日 20,000立方メートル/日
日最大(立方メートル/日) 27,400立方メートル/日 23,600立方メートル/日
時間最大(立方メートル/日) 41,200立方メートル/日 35,700立方メートル/日
処理場 名称 糸満市終末処理場

位置

糸満市西崎町4丁目
処理能力(立方メートル/日) 34,000立方メートル/日 34,000立方メートル/日
敷地面積 450アール
流入水質(mg/L) BOD 260mg/L・SS 150mg/L
放流水質(mg/L) BOD 15mg/L・SS 30mg/L
処理方式 標準活性汚泥法
処理水再利用-生物膜ろ過法
放流先 東支那海

下水道供用開始図面

糸満市公共下水道供用開始図[PDFファイル/4.0MB]

下水道事業の計画図

糸満市公共下水道計画一般図(汚水)[PDFファイル/2.65MB]

糸満市公共下水道計画一般図(雨水) [PDFファイル/2.68MB]

条例・規則等

糸満市下水道条例<外部リンク>

糸満市下水道条例施行規程<外部リンク>

糸満市公共下水道及び都市下水路の構造の技術上の基準等に関する条例<外部リンク>

糸満市公共下水道及び都市下水路の構造の技術上の基準等に関する条例施行規程<外部リンク>

糸満市公共下水道外への排水許可に関する事務取扱要綱<外部リンク>

 

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