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No.27 ダバオ移民 松村麒次郎家族写真

ページID:0001281 更新日:2022年12月1日更新 印刷ページ表示

ダバオ移民 松村麒次郎家族写真の画像

写真は、字喜屋武出身の松村麒次郎さん(明治25年生)とその家族。
移民先のフィリピン ミンダナオ島ダバオの自宅前での撮影か。スーツ姿の男性が松村さん。
中央の女性は妻のハツさん(明治37年生)。

「ダバオの思いで」*1と題する写真帳に納められた一枚で、写真帳の中表紙には「ダバオ開拓記念写真帖 昭和十二年のダバオ時代」とある。

松村さんは1918(大正7)年、農業移民として単身フィリピンに渡る。

旧喜屋武村では初期のフィリピン移民である。ハツさんは松村さんの渡航から9年後の1927(昭和2)年にフィリピンに渡っている。

『比律賓概要と沖縄縣人』*2によると、1927(昭和2)年10月当時、松村さんはミンダナオ島ダバオのバゴという耕地で麻栽培に従事し、12,200株の麻を栽培していたという。

*1ダバオ引揚同胞厚生会・昭和34年11月発行
*2ダバオ沖縄県人会・昭和4年発行