本文
No.19 摩文仁遠景
801114-1-5-56
摩文仁丘陵の頂上部の黎明之塔辺りから、摩文仁集落をとらえた一枚。
1958年9月の撮影。茅葺きの家屋が多数を占めるなか、瓦葺きや鉄筋コンクリートの建物もいくつか姿をみせる。
集落の周囲にはサトウキビ畑や芋畑が広がる。
中央を左右に延びる道路は現在の国道331号。手前に延びる道路は健児之塔方面に続く。
観光客を乗せているのだろうか。大型バスが、砂塵をあげながらゆったりとした速度で集落を行く。
道路沿いカーブの内側、窪んで見えるのは地元の人々から「ミンタマヤーグムイ」と呼ばれている池である。
(写真提供 東風平朝正氏)