本文
国登録有形文化財(建造物) 潮平ガー
潮平ガー
潮平ガーは、字潮平の中央部の緩やかな傾斜部につくられた大規模な井泉である。屋根付の水溜部、石敷きの作業場、作業場に至る石段、方面石垣からなる。
ムラガー(村井戸)として、大正の末ごろに現況のように改修されたといわれている。
壁は大きな石灰岩の切石が布積みにされており、大型の切石を積んだ構造は沖縄の井泉によくみられるものである。構造、材料の扱いに当時の優れた石造技術が示されており、当時の技術や用水施設の様子を知るうえでも貴重なものである。
地図の読み込みに関する問題が発生したとき<外部リンク>