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糸満市議会議長から年賀挨拶
市民の皆様、あけましておめでとうございます。
糸満市議会議長の金城 寛でございます。
清々(すがすが)しく希望に満ちた令和5年の新春を迎えるにあたり、市議会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
市民の皆様におかれては、輝かしい新年をお迎えになられたことと、衷心よりお喜び申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染が続く中、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、世界情勢が危機に直面しました。このことは、国内の多方面に大きな影響を及ぼし、急激な円安による物価高騰の波は、市民生活に大きな打撃を与えています。
このような厳しさの中にあっても、市民をはじめ各企業・事業者の皆様の並々ならぬ努力には頭の下がる思いであります。
まだまだ油断はできないものの、コロナ禍もようやく出口が見えてきたように感じます。引き続き感染防止に留意しながらも、ぜひ高い目標に向かって飛躍する1年にしましょう。
昨年、本県においては、本土復帰50周年の節目の年を迎え、新たな自立経済へ向けた様々な施策の展開が期待され、本市においても、市民が待ち望んだ観光文化交流拠点施設「シャボン玉石けん くくる糸満」のオープンをはじめ、名城地域に大型ホテル「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ」が開業しております。さらに、沖縄県水産物地方卸売市場が糸満漁港北地区に移転、高度衛生管理型荷捌施設として新設され、地域の活性化に大きく寄与できる明るい話題もありました。
市議会といたしましても、議員一同、市民が望む暮らしやすい街づくりのために、全力で議会活動に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
ご承知のように、今年は卯年(うどし)、いわゆる兎(ウサギ)年です。ウサギには「跳ねる」という特徴があるため、卯年は景気が良くなる年ともいわれています。本市の各産業においても卯年にあやかる年になることを大変期待をしております。
結びに、新年が糸満市にとって明るく希望に満ちた年となることを念願いたしますとともに、市民の皆様のご繁栄とご多幸をお祈り申し上げ、私の新年のあいさつとさせていただきます。
令和5年 元旦
糸満市議会議長 金城 寛