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新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴うお知らせについて
令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、これまでの「2類相当(新型インフルエンザ等感染症)」から「5類感染症」へと移行します。
これにより感染者や濃厚接触者に対する行動制限や、入院勧告といった法による行政の関与や支援が変わります。
主な変更点
1.感染者や濃厚接触者の外出自粛について
5類移行後、新型コロナ患者は法律による外出自粛は求められません。外出を控えるかどうか個人の判断に委ねられますが、厚生労働省等からの情報を参考に周りの方へうつさない配慮をお願いします。
2.陽性者登録がなくなります
これまでは発生届および陽性者登録により、感染者の把握を行ってきましたが5類移行により、発生届および陽性者登録は終了し定点医療機関による定点把握となります。
発熱した場合
発熱時に医療機関を受診したい場合には、まずは、かかりつけ医へご相談してください。
かかりつけ医がおらず、相談先に迷う方及び自宅療養中の陽性者で体調悪化時の相談をしたい方は「沖縄県発熱コールセンター」へ電話でご相談してください。
沖縄県発熱コールセンター 電話:098-866-2129(24時間対応)
こどもの体調不良時には、「沖縄県こども医療電話相談」にご相談してください。
沖縄県こども医療電話相談 電話:#8000
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内容 |
期間 |
沖縄県発熱コールセンター |
【体調が悪い方】 【陽性者】 |
令和5年9月末まで |
沖縄県こども医療電話相談 |
【保護者等】 休日、夜間のこどもの症状にどのように対処したらよいのか、小児科医師、看護師が対応 |
当面の間 |
これまで医療機関から発生届が提出された方を中心に行っていた保健所からの電話等による健康観察およびパルスオキシメーターの貸し出しについては、5月7日で終了します。
これまで | 5月8日から | |
健康観察 | ・発生届対象者へのプッシュ型の健康観察 | 終了 |
相談・療養支援 |
・体調悪化時の相談 |
体調悪化時の相談につき ましては、沖縄県発熱コ ールセンターで対応(当 面9月末まで) |
宿泊療養施設 | ・自宅で隔離が困難な方が療養できる宿泊施設を提供 | 終了 ※自宅療養が困難な高 齢者に対する宿泊療養施 設の設置を調整中 |
3.検査・医療費等の公費負担関係について
これまで、公費負担により対策を行ってきましたが、一部を除き保険診療となります。
これまで | 5月8日から | |
一般無料検査 (Pcr検査、抗原定性検査等) |
・感染に不安のある県民に無料検査を実施 |
終了 |
保険診療検査 | ・検査費用の自己負担分を公費負担 | 終了 ※他の疾患と同じく、自己負担あり |
外来医療費 | ・外来医療費の自己負担分を公費負担 |
終了 |
入院医療費 | ・入院医療費の自己負担分を公費負担 |
終了 |
4.日常における感染対策
(1)これまでの取組を生かした自主的な感染対策を
基本的な感染対策は変わりません。3密(密接・密集・密閉)の回避、手洗いや手指消毒、効果的な換気、マスクの適切な着用などは有効です。
(2)医療機関、薬局、高齢者施設等に行くときは感染対策を行いましょう
新型コロナウイルスは感染力が強いため、医療機関への受診時や面会などの訪問時には、基礎疾患をお持ちの方や高齢者の方を守るためにも、マスクを着用しましょう。
(3)発熱などの体調不良時に備えておきましょう
新型コロナ抗原定性キットや常備薬等を準備しておきましょう。
(4)発熱などの症状があり、受診を希望される方は事前に相談・連絡をしましょう
重症化リスクの高い方や症状が強いなど受診を希望される方は、事前にかかりつけ医や下記連絡先へご相談してください。
沖縄県発熱コールセンター 電話:098-866-2129(24時間対応)
5.国・県のサイト
厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について<外部リンク>)
沖縄県ホームページ(5類移行後の体制について<外部リンク>)