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災害の備え~家庭内備蓄の推進~
糸満市では、災害時に備えて人口の約5%(約3千人分)の3食3日分の食料及び飲料水と、一定数量の生活必需品や避難所資機材の行政備蓄を行っています。
しかしながら、大規模災害が発生した場合、行政備蓄だけでは必要な数量に不足することが想定されており、加えて「住民による非常用持出品」、「事業所による流通在庫備蓄」、「市民による炊き出し等の協力」、「救援物資・支援物資」による自助・共助・公助の考え方に基づく災害時備蓄体制の強化が求められています。
特に「住民による非常用持出品」は、家庭内で災害時に備えて備蓄を行うことによるもので、市民の皆さまが災害に備える意識を日々の生活に反映させることが重要となってきます。
ローリングストック
備蓄の必要性を感じていても、実際に家庭内備蓄を管理することが難しく、なかなか踏み出せない方は、普段から少し多めの食糧等を購入しておき、日常生活で消費しながら消費した量を買い足して、一定量の家庭内備蓄を維持する方法である「ローリングストック」をお試しください。
オストメイトについて
災害が発生した際には、ストーマ装具の確保についても、オストメイト固有の災害対策が必要になります。
糸満市では、農村環境改善センターに災害時オストメイトトイレを備蓄しておりますが、ストーマ装具などはありませんので、ご自身で準備する必要があります。例えば、非常用の持ち出し袋に災害用のストーマ装具、ストーマ用品を分散保管するなどの検討が必要になります。
また、災害時には水が使えない事が多くありますので、水を使用しない皮膚洗浄剤の利用できないか、予め検討する必要があります。
<参考URL>
公益社団法人 日本オストミー協会 オストメイトの災害対策<外部リンク>