日本各地で災害が頻発・激甚化している昨今においては、「防災」は地域ぐるみで取り組むべき重要課題です。糸満市ではいつ発生するか分からない災害に備えて、地域ごとの自主防災組織結成を支援しております。
この機会に自主防災組織を結成し、地域の災害対応力を高めていきましょう!
糸満市自主防災組織について
1.~自主防災組織ってなんだろう?~
自主防災組織とは、「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識に基づき自主的に結成する防災組織です。
平常時は、防災知識の普及や災害危険箇所の確認、防災訓練などを実施し、災害発生時には災害情報の収集や住民の避難誘導、被災住民の救護等を行います。2024年4月1日現在、糸満市内には15ヵ所の自主防災組織が存在しています。
2.~自主防災組織の重要性について~
災害発生時、国や県、市町村などが行う”公助”には限界があります。従って、「自らの安全は自ら守る」という”自助”と、「自分の地域は自分たちで守る」という”共助”が非常に重要になってきます。
過去の震災を振り返ってみると、阪神淡路大震災においては、瓦礫や倒壊した建物から救助された人のうち、”自助” ”共助”により助け出された人は90%を超える調査結果があります。
この結果からも、災害発生時の地域連携による活動は減災において大きな役割を果たすことになります。
3.~糸満市内の自主防災組織~
1.南区自治会自主防災会
2.前端区自治会防災会
3.西崎ニュータウン自治会自主防災会
4.新川区自治会自主防災会
5.西崎1丁目自治会自主防災会
6.西崎第二団地自治会自主防災会
7.新屋敷区自治会自主防災会
8.座波区自治会自主防災会
9.名城自治会自主防災会
10.北波平自治会自主防災会
11.米須自治会自主防災会
12.町端区自治会自主防災会
13.摩文仁自治会自主防災会
14.阿波根自治会自主防災会
15.武富自治会自主防災会
自助・共助の体制づくりが、減災のために非常に重要です。
お住いの地域の自主防災組織を確認してみましょう。
この取り組みについて、詳しくは秘書防災課(Tel:098-840-8245)まで。