本文
糸満市と糸満警察署は1月15日、市内や隣接地域で殺人などの凶悪事件が発生し、連続発生する恐れがある場合、市の防災行政無線を活用して市民に事件の発生や警戒を呼び掛ける取り組みの覚書を締結しました。
取り組みは、昨年9月に埼玉県熊谷市で小学生の姉妹を含む6人が連続して殺害された事件を受けたものです。糸満警察署が具体的な情報を伝え、依頼を受けた市は市内81基の防災行政無線を通じて放送し、市民に周知を図ります。
2月12日、市役所で覚書の取り交わしが行われました。東筋秀哲署長は、「防災行政無線を通じて迅速に情報を発信することで、殺人や強盗、放火などの凶悪事件から住民の生命と財産を守ることにつなげたい」と話しました。
この取り組みについて詳しくは市民生活環境課 防災係(Tel840-8245)まで。