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女性の健康づくり(女性の健康習慣3月1日~3月8日)

ページID:0027884 更新日:2026年2月13日更新 印刷ページ表示

女性のライフステージと健康

女性の健康には、女性ホルモンが深く関わっています。そのため、女性のこころやからだは、女性ホルモンの働きにより、各ライフステージや、妊娠や出産などのライフイベントによって、繊細に変化します。各ライフステージ等によって気を付けたい病気や症状も変わってきます。
この機会に自身やパートナー等の健康を振り返り、生涯を通じて充実した日々を過ごしましょう。

ライフステージ

 

各ライフステージ

思春期

「将来の身体をつくる、大切な時期です。無理なダイエットや偏った食生活をしていませんか?」

「思春期」はこどもからおとなへ変わっていく移行期全体を指します。女性ホルモンが増えていくことによって、二次性徴と呼ばれるからだの変化があらわれます。また、こころにも大きな変化がある時期です。こころもからだも不安定な時期だからこそ、からだや性について正しい知識を知り、健康的な生活習慣を身につけましょう。​

性成熟期(成人期の女性)

「バランスの良い食事できていますか?自分の健康にも気を配り、定期的に健康診断を受けましょう」

女性ホルモンの分泌が盛んな時期であり、女性の生涯にわたる健康の基礎を築く大切な時期です。また、就職、結婚、出産など様々なライフイベントにより生活や環境が大きく変化します。日々の忙しさに追われ、気になる症状を放置してしまうことがないよう注意しましょう。普段から自身の健康に関心をもち、定期的に健診(検診)を受けたり、気になる症状があれば、産婦人科等専門医を受診しましょう。​

更年期

「ホルモンの低下により精神的不安定や骨量減少もみられます。ゆったりとした気持ちで過ごしましょう」

閉経(1年間月経がない状態)の平均年齢は、50.5歳ですが、これを挟んだ前後10年間を更年期と呼びます。女性ホルモンが急激に低下しはじめ、心身に様々な症状が現れる更年期障がいが起こる人もいます。また、生活習慣病にも注意が必要になります。引き続き健診(検診)などの健康管理を行い、気になる症状があれば産婦人科医等専門医を受診しましょう。​

老年期

「元気にすごすた過ごすためにバランスの良い食事、運動、社会参加!頑張ってきた身体をいたわりながら過ごしましょう」

女性ホルモンの分泌が乏しくなり、女性ホルモンの恩恵を受けにくい時期です。更年期を過ぎて体調が安定する一方で生活習慣病や骨、皮膚等のトラブルにはこれまで以上に注意しましょう。また、女性ホルモンの減少によりうつ症状が現れることもあります。気分がすぐれないときは無理をせず、専門医を受診しましょう。​

日本人女性がなりやすいがん・死亡数が多いがん

女性特有のがんには「乳がん」、「子宮がん」、「卵巣がん」があります。若年化が進み、20~40歳代で発症するケースが急増しています。定期的に検診を受けることによって早期発見・治療することが大切です。

糸満市では集団健診や病院での個別健診で乳がん・子宮がん検診を受けることが可能です。詳しくは健診ガイドをご確認下さい。

 

令和7年度 糸満市健診ガイド/uploaded/life/34025_68274_misc.pdf

 

り患数及び死亡数(女性)
り患数及び死亡数

1位

2位 3位 4位 5位
がんり患数(2021年) 乳房 大腸 子宮
がん死亡数(2024年) 大腸 膵臓 乳房

国立がん研究センター がん統計 - がん情報サービスより

​乳がん

日本人女性の約9人に1人が生涯で乳がんにかかる危険があり、早期発見のために30歳を越えたら1~2年ごとに定期的に「乳がん検診」を受けましょう。
乳がんのうち5~10%程は遺伝のために発症すると考えられていますが、遺伝でなく発症する方がずっと多い状況です。すべての女性が乳がんに注意をする必要があります。自己触診(セルフチェック)と健診で早期発見に努めましょう。

セルフチェック

子宮がん

「子宮頸がん」「子宮体がん」に分かれます。
〇子宮頸がんは近年20代後半~30代の発症率が増加傾向です。 初期には、ほとんど症状がなく、検診で早期発見すれば完治する可能性が高いです。予防のためのワクチン接種も有効です。国では、20歳以上を対象に2年に1回がん検診を受診することを奨めています。
〇子宮体がんは、40代~60代(閉経前後)に多く、近年増加傾向にあります。 初期から不正性器出血・茶色や黒色のおりものが出現し、症状が現れた段階で早めに受診すれば完治する可能性が高いです。

糸満市では「がん患者アピアランス支援事業」を行っています。

アピアランスケアとは、がん治療による外見の変化をやわらげるケアのことで、がん患者の皆さまの療養生活や社会参加を応援するため、ウィッグや乳房補整具の購入費用の一部を助成します。

女性に多い疾患

更年期障害

更年期障害とは、体を支えるエストロゲンが閉経を迎える前に急激に減ってしまうことで起こる症状のことをさします。エストロゲンは、子宮に作用して妊娠の準備をするほか、骨や乳房、皮膚、脳・中枢神経など様々な器官に働きかけ、女性の体を支えているため急激に減ってしまうことで様々な症状を引き起こします。

更年期障害の代表的な症状は・・・

ほてり、のぼせ、発汗、冷え、めまい、耳鳴り、頭痛、動悸、息切れ、イライラ、不安感、不眠、抑うつ、無気力、肩こり、腰痛、関節痛、疲労感、皮膚症状(乾燥、かゆみ、湿疹など)、膣の乾き、性交痛、頻尿、尿失禁、膀胱炎など

※更年期の症状がある場合は、我慢せず婦人科の医師へ相談しましょう。

骨粗しょう症

からだの中の骨は生きていて、骨形成(新しく作ること)と骨吸収(溶かして壊されること)を繰り返しています。
骨粗しょう症は、このバランスが崩れることで骨がスカスカになってしまい骨折しやすくなる病気です。閉経後の女性に多くみられる病気で、女性ホルモンの(エストロゲン)の減少と関わりが深いと考えられています。

【予防として】

    バランスの良い食事
    適度な運動
    骨をつくる栄養素をとる

その他

やせ

極端なダイエットは摂食症などの摂食障害や不妊の原因にもなりかねません。また、20代の栄養状態が高齢期の健康(骨粗しょう症)にも影響を及ぼします(BMI値が18.5未満だと「やせすぎ」とされています)。

対策:適切な情報を選択すること、バランスの取れた食生活と適度な運動。

肥満

肥満とは、体脂肪の割合が多すぎる状態をいい、日本肥満学会の基準ではBMI25以上を肥満といいます。肥満は生活習慣病のもとになりやすく、太りすぎの人は糖尿病や高血圧、心臓病の発病のリスクが高くなります。

対策:バランスのよい食事と適度な運動。

​貧血

貧血は、血液中の赤血球や赤血球中の血色素(ヘモグロビン)が不足している状態をいいます。ヘモグロビンが不足すると、体内に酸素を十分に行き渡せられることができず、めまいや疲れが出たり血色が悪くなります。女性に多い「鉄欠乏性貧血」は偏った食生活やダイエット、出血による鉄分不足が原因といわれています。

対策:バランスの良い食事をとる、鉄分を多く含む食品をとる。

冷え性

冷えは女性の多くが抱える悩みです。血行が悪いと栄養や熱が全身に行き渡らず、肩こりや腰痛、むくみ、めまい、頭痛、便秘などの症状を引き起こし、美容にも悪影響を及ぼします。
対策:ビタミンEを多く含む食品や体を温める食材を摂取するようにする。適度な運動で筋肉をつける。

たばこの害

喫煙すると肌に良いビタミンCが破壊されたり、血管が収縮して血行が悪くなることでシワが深くなり、唇が乾いたり、歯が変色したりしてしまいます。また、月経異常や不妊のリスクを高め、特に妊娠中の喫煙は、胎児の発育不良や流産、早産につながります。

※症状がある場合は、専門医に相談しましょう。

こんな時は産婦人科へ相談しましょう

次のような症状があるときは、積極的に産婦人科を受診しましょう

    【月経】
    初経がこない、月経がとまった、周期がバラバラ、月経痛が痛い、月経がすぐに終わる
    【帯下(おりもの)】
    おりものが増えた、においが気になる、色がついている
   【不正出血】
    月経以外の時期に出血がある、性交時に出血する、排尿・排便時に出血に気づいた
    【痛み】
    月経以外にも下腹部に痛みがある、排尿時や排便時に痛みがある、性交時に痛みがある
    【腫れ物】
    おなかが張る、尿や便が出にくい、尿に行く回数が増えた、太ったと感じる
    【外陰部】
    何かできている、何か出てきている、かゆい、痛い
    【その他】
    尿がもれる、体重が急激に減った、妊娠していないのにおっぱいがでてくる

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