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沖縄水産高校と県内企業が共同研究!

ページID:0015309 更新日:2023年4月25日更新 印刷ページ表示

県内に漂着した軽石や浄水場で軟水化する際に発生する硬度成分(生成ペレット)の未利用資源を活用した人工ライブロック製作を共同研究するため、4月25日に沖縄水産高校と「OKINAWA BIANCO」および「沖縄水族館」の2社が協定を締結しました。

ライブロックとは、海水魚を飼育する際に必要な水槽内の水質ろ過などのためにおかれる微生物が付着したサンゴの死骸のことです。

沖縄水産高校海洋サイエンス科海洋生物類型の3年生は、令和2年度から人工のライブロック製作に取り組んでおり、同校製作のライブロックは天然のライブロックと比較してそん色ないものが製作されたため、今回、企業からの試料提供などに関する協定を締結することで、大量製作に向けた研究を進めることができます。

協定を締結した「OKINAWA BIANCO」の宮城さんは「軽石や生成ペレットなどの未利用資源を活用した研究で、環境保護の視点から見て良い取り組みだと感じて協定の締結に至りました。この協定を通じて、沖縄の環境問題解決に向けて一緒に頑張っていきたい」と話しました。

また、研究をする沖縄水産高校3年生の坂本さんは「僕たちの取り組みに賛同していただき、ありがとうございます。この研究が社会に貢献するものになるように、今後も頑張っていきます」とお礼を述べました。

協定締結当日の写真