本文
第28回糸満市平和祈念祭が6月17日(土曜日)、沖縄県平和祈念公園で行われ、糸満市平和の語り部研修生による学徒隊の沖縄戦体験の朗読、糸満市平和都市宣言が読み上げられたほか、剛柔流仲本塾による空手演武、演出家の安田辰也さんによる創作演武などが行われました。
同祈念祭は、沖縄全戦没者の慰霊、戦争の恐ろしさと平和の尊さを次世代に正しく伝えていくことを目的に、毎年開催されています。
祈念祭開催にあたり、當銘市長は「世界では、ロシアのウクライナ侵攻や地域紛争などがあり、平和とは言えない状況が今なお続いています。沖縄戦終戦から78年経ち、戦争体験者はますます少なくなる中、この糸満市の地で生活を営む私たち一人ひとりが平和の語り部となって、平和の大切さを伝えていかなければなりません。」とあいさつしました。
また、学徒隊の沖縄戦体験を朗読した新里日彩さんは「来場した人たちに、平和の尊さについて改めて考えてほしいと気持ちを込めて朗読しました。これ以上戦争が起きないように、後世に平和の尊さ、命の重さを伝えられるように学び続けたいです」と話しました。
この取り組みについて、詳しくは政策推進課(Tel:098-840-8122)まで。