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7月25日から28日の間、糸満市と友好都市を結んでいる北海道網走市、神奈川県厚木市と青少年交流事業が行われており、7月26日(木曜日)には、シャボン玉石けんくくる糸満で交流会が行われました。
本事業は、青少年交流を通して互いの文化を理解し合い、また、平和学習を通して戦争の悲惨さと平和の尊さに考える機会をもち、参加する青少年が三市を結ぶ次世代の架け橋となることを期待して実施されています。
網走市、厚木市の交流団員は交流会を前に當銘市長へ表敬訪問を行い、市長へ糸満市に関する質問しました。
網走市から参加している山田直太朗さんは「糸満市の魅力はなんですか」と質問し、市長は「沖縄らしい豊かな自然が多く残っているところや、農業や水産業も盛んで、市内外から野菜や果物、海産物を求めて多くの買いもの客が訪れています」と話しました。
また、厚木市から参加している箱田元良さんは「5年前に与那原町に滞在して大綱引きを見ましたが、糸満市の大綱引きと違いはなんですか」と質問し、市長は「那覇、糸満、与那原大綱引きは沖縄を代表する綱引き行事として有名ですが、いずれも豊作を祈る年中行事の一つです。糸満の場合は特に衆人綱(スニンジナ)、万人綱(マンニンジナ)とも呼ばれていて、市民総出で大綱を作り、綱引きには誰もが参加する特徴があります」と話しました。
交流会では、糸満市の交流団員がエイサーを披露した後、沖縄の天ぷらや糸満産のフルーツを味わいながら懇親を深めました。
この取り組みについて、詳しくは生涯学習課(Tel:098-840-8163)まで。