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9月9日(土曜日)、糸満市平和の語り部育成事業に研修生として参加した市内の中学生と高校生が、約3カ月間にわたる学習の成果発表と修了式が行われました。
本事業は、戦争を知らない世代のさらに子や孫である若い世代に沖縄戦の実情をわかりやすく伝え、歴史を後世に伝える人材を育成することを目的に実施されています。
成果発表では、市内の慰霊碑などを巡りながら、慰霊碑にまつわる話や建立された経緯をフリップを使いながらわかりやすく発表する様子が見られました。
成果発表後、市役所で修了式が行われ、當銘市長から修了証が手渡されました。
参加した橋本陽翠さん(糸満中1年)は「平和記念資料館などでは、本当にこのようなことがあったのかと目を疑いたくなることもありました。成果発表では、わかりやすい伝え方を考えて発表したので、この経験を生かして、私たちが次の世代に伝えていくことが必要だと思いました」と話しました。
この事業について、詳しくは政策推進課(Tel:098-840-8122)まで。