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10月4日(水曜日)、独立行政法人国際協力機構(JICA)ボランティア事業による海外協力隊として派遣される糸満市出身の赤松晶さんと前濱風花さんが、出発前のあいさつのため市役所を訪れました。
JICAボランティア事業は、開発途上国の経済・社会の発展、復興への協力や異文化社会における相互理解、ボランティア経験の社会還元を目的に実施され、開発途上国の要請に応じた技術・知識・経験を持つ人を派遣する事業です。
赤松晶さんは理学療法士として、ウズベキスタンで現地の医師や看護師らと連携し、理学療法と日常生活活動を中心とした治療やリハビリテーションなどの活動を行う予定で、「理学療法士としての活動以外に、中央アジアの人に沖縄の文化などをたくさん伝えられる活動を行いたいです。先輩隊員から和食が恋しくなると聞いたので、少し調味料を準備して現地でがんばります」と抱負を話しました。
前濱風花さんはキルギスで、身体障害者施設でスタッフの業務合理化や施設で生産される製品の流通・販売支援の活動を行う予定で、「大学で留学したときに、海外で働くことに興味を持ちました。少し不安な面もありますが、施設利用者の働く仕組みづくりに携わり、貢献できるように頑張ります。」と抱負を話しました。
お二人の抱負を聞き、當銘市長は「文化の違う異国で活動することは大変だと思いますが、体調に気をつけながら、お二人が持っている技術を十分に発揮して、現地の人に来てくれて良かったと思ってもらえるように頑張ってください」と激励しました。
JICAボランティア事業について、詳しくはJICA沖縄(Tel:098-876-6014)まで。