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パフォーマー、音楽制作、演出家として活躍する安田辰也さんが、沖縄県文化協会奨励賞を受賞し、その喜びを報告するため1月19日(金曜日)、市役所を訪れました。
沖縄県文化協会奨励賞は、地域の文化活動に参加し、文化の向上に尽くした個人に対して表彰されるものです。
安田さんは糸満市出身で1998年にスウェーデンサーカスからスカウトされ、ピエロとして北欧ツアーに参加し、帰国後、パフォーマーや演出家として活動を開始。2008年にRBC琉球放送の「おきなわのホームソング」でマーヤークィーヤー(3月の歌)の作曲/編曲、あぱぴあぽんのうた(7月の歌)の編曲をされました。また、2012年には「全国豊かな海作り大会キャラバン隊隊長、2013年には沖縄県海外派遣事業の演出家に抜擢されるなど、県内各地で活躍されるかたわら、糸満市福祉プラザすこやか館の館長も勤められています。
安田さんは「沖縄県から素晴らしい賞をいただくことができました。糸満市の児童センターで勤務したことで、子どもたちへ文化芸能の素晴らしさを伝えていくことが重要だと考えるようになり、その考えを他市町村に広げる活動も行っています。これからも文化の継承を頑張ります」と話しました。
報告を受け、當銘市長は「受賞おめでとうございます。糸満市から安田さんのような人材が排出されることはうれしく思います。今後も子どもたちに文化芸術の大切さや楽しさを継承してほしいです」と激励しました。
沖縄県文化協会表彰について、詳しくは生涯学習課(Tel:098-840-8163)まで。