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令和6年4月から沖縄県ドクターヘリの運航会社が変更することに伴い、ヘリコプターの機体も変更となることから、1月22日(月曜日)、糸満市消防本部で新たな機体の説明と患者の搬入・搬出訓練が行われました。
同訓練では、航空会社の社員から患者の搬入・搬出時にドクターが常時観察できることや、少人数での搬入・搬出が可能であることなどのメリットの説明のほか、着陸地点の制限などの注意点が説明されました。
説明後は、訓練に参加した消防隊員が実際にストレッチャーを使用し、患者の搬入・搬出訓練が行われ、新たなドクターヘリに対する理解を深めました。
4月からドクターヘリを運航することとなった鹿児島国際航空株式会社の石坂敏彦さんは「このドクターヘリは車輪がついていて、スキッド方式と呼ばれるヘリと比較して搬入・搬出時に患者さんかかる負担が少ない機体です。さらに、悪天候でも飛行でき、これまでのヘリよりも速度が速いため、沖縄県内の救急医療に貢献できると思います」と話しました。
同訓練について、詳しくは糸満市消防本部(Tel:098-992-3661)まで。