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3月23日(土曜日)、市民の文化的生活の幅を広げ、演劇への関心を高めようと、シャボン玉石けん くくる糸満大ホールで白銀堂を舞台とした、くくる糸満劇場「くるっく」が公演されました。
くくる糸満劇場「くるっく」は、演撃戦隊ジャスプレッソによる演劇で、同団体の5人に加え、事前オーディションで選ばれた9人の応募者がそれぞれ任された役を熱演しました。
当日は二幕構成で、第二幕に白銀堂を題材にした新作劇「白銀堂由来」が披露され、集まった300人以上の観客が初めて見る演劇に見入りながらも、時折見せるコメディーチックな場面では会場が笑いに包まれました。
公演終了後、公募で選ばれた糸満市在住の金城大樹さんは「ジャスプレッソの皆さんと元々知り合いで、自身もミュージカルの経験もあったので応募してみました。稽古は仕事に支障のないようにしてくれて、役の演じ方も提案を受け入れてくれたりしたので、とてもやりやすかったです。第一幕と第二幕で演じる役の感情が大きく違ったので、難しい部分がありましたが、舞台を楽しむことができました」と笑顔で話しました。
脚本と演出に加え、自らも出演した演撃戦隊ジャスプレッソ代表の渡久地雅斗さんは「今回お声かけいただいて白銀堂の由来などを調べました。有名であるがゆえに説が多くあり、脚本づくりで難しい部分もありましたが、登場人物の感情にフォーカスして脚本したことで、上手くまとめられたと思います。通常、稽古は演劇は公演の半年前から行いますが、今回は1カ月前から開始で公募で選ばれた皆さんが自宅でも頑張ってくれて、無事、公演できました」と話しました。
くくる糸満劇場について、詳しくはシャボン玉石けん くくる糸満(Tel:098-992-2500)まで。