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6月13日(木曜日)、喜屋武小学校体育館で同校5年生、6年生を対象に普通救急救命講習が行われました。
同講習は、4月3日(水曜日)に発生した台湾東部沖地震を教訓に、災害発生時において児童が避難所で基礎的な救急対応が行うことができるよう実施され、児童らは糸満市消防本部の職員から心肺蘇生や人工呼吸の方法、AEDの操作方法を教わりました。また、講習最後はグループに分かれ救命の一連の流れを実戦し、児童らは交代で心肺蘇生を行いながら、災害時に命をつなげられるように真剣に取り組んでいる様子が見られました。
講習を受けた山城舞夏さん(6年生)は「人を助けるには、たくさんの人の手が必要だと感じました。これからAEDを使える人がたくさん増えたら良いなと思いました」と話し、小堀端未乙さん(5年生)は「倒れている人がいたら、近くの大人の人を呼びたいです」とそれぞれ講習の感想を話しました。
講習を行った糸満市消防本部の大城侑馬さんは「それぞれ学べたことを、実戦に救急する場面に遭遇したときに1つでも対応出来るように継続して勉強してもらえたらうれしいです」と話しました。
普通救急救命講習について、詳しくは糸満市消防本部(Tel:098-992-3661)まで。