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聴覚障がい者がプレーするデフバレーボール世界選手権の開会式が、6月20日(木曜日)、シャボン玉石けん くくる糸満で行われ、参加国の選手団が参加しました。
デフバレーボールは聴覚障害を表す「deaf」と競技名の「Volleyball」を組みあわせた言葉で、選手はチームメイトの声や審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない、聞こえにくい状態でプレーします。世界選手権は4年に一度、デフリンピックの前年に開催され、今大会は日本初開催の大会となり、西崎総合体育館が練習会場となります。
式典で當銘真栄市長は「デフバレーボールは、視覚や手話によるコミュニケーションで戦略的な駆け引きとダイナミックなプレーが繰り広げられる魅力的なスポーツです。本市は選手たちの検討を心から応援し、大会期間中は快適に過ごせるように全力でサポートします」とあいさつしました。
関係者らのあいさつを終えた後は、ろう団体による太鼓演舞や空手演舞、豊見城市観光大使しんか-SHINKA-の演舞などが披露され、各国選手は手を上げひらひら動かし、拍手を意味する手話で演舞者に盛り上がりを伝えていました。
大会は6月21日(金曜日)から30日まで、豊見城市民体育館で行われます。
デフバレーボール世界選手権について、詳しくは観光スポーツ振興課(Tel:098-840-8135)まで。