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沖縄県が実施する令和6年度の経営革新計画支援制度に、糸満市の株式会社丸新水産が承認されたとして、その喜びを報告するため、9月26日(木曜日)、新垣昇司代表取締役および糸満市商工会の上原長榮会長らが市役所を訪れました。
同支援事業制度は、県内中小企業などが新商品の開発や新たなサービスの提供、新分野などへの進出など、新たな取り組みによる経営の向上にチャレンジする計画を県知事が承認し、支援する制度です。
株式会社丸新水産は、糸満産金目鯛のうろこ取りや内臓処理された一次加工品を県内企業を中心に取引を行っています。今回、これまでの一次加工品のほか、あら汁や鯛めし、味噌漬けなどの二次加工品の製造販売を手がけ、商標の「かりゆしキンメ」ブランドを県外・海外へ展開する計画が承認されています。
新垣昇司代表取締役は「二次加工品製造にも県産品を活用し、こだわりをもって作った商品です。県内だけでなく、県外にも取引先が増えてきている状況ですので、これからも製造開発の努力を続けて、「かりゆしキンメ」を多くの人に食べていただきたいです」と笑顔で話しました。
製造や販路拡大に関する説明のほか、「かりゆしキンメ」の寿司を実食した當銘真栄市長は「計画の承認おめでとうございます。お寿司も大変おいしかったです。製造から販路拡大について課題も多くあると思いますが、今後も経営努力を継続いただき、「世界のかりゆしキンメ」となることを期待しています」と激励しました。
経営革新計画支援制度について、詳しくは糸満市商工会(Tel:098-992-2816)まで。