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”地域の人と力を合わせて課題解決へ”かりゆし塾第35期生が成果報告

ページID:0026470 更新日:2024年11月15日更新 印刷ページ表示

 一般社団法人沖縄県経営者協会主催の人材研修「かりゆし塾」の第35期生第2班のメンバー5人が、研修の成果を報告するため、11月15日(金曜日)、市役所を訪れました。

 地域独特の産業・文化を振興し、国際社会で真に誇れる自主自立の活力ある地域作りを目的として、平成2年から開設された同研修は、各分野の専門家による抗議や討議を通じて、自治体職員や民間企業から参加している受講生が地域の人々と力を合わせ、地域課題解決のためのプロジェクトに取り組む地域おこしリーダー養成塾です。

 第35期生第2班の9人は、糸満市が抱える農業の担い手不足や農業者の収入確保、耕作放棄地の利用、食育と連携した地産地消の普及などの地域課題を解決するため、認知度が低い糸満市産のモリンガを地元から愛される資源にすることで、糸満市の活性につなげるプロジェクトを実施しました。同プロジェクトでは、地球上でもっとも栄養素が高いといわれるモリンガを手軽に食べられるように、糸満中学校協力のもと、総合学習で食育・環境学習として生徒と一緒に「モリンガふりかけ」を開発に着手し、生徒が考案したレシピの商品化が決定しています。

 第35期生第2班代表の我如古麻乃さんは「モリンガは、県内でまだ認知度が低いですが世界的にはスーパーフードとして有名で、水をあまり必要とせず、小規模な土地でも栽培可能です。商品化過程の試食会では、モリンガふりかけでおにぎりを作り大変好評をいただきました。糸満市の土地にも適した植物ですので、ぜひ認知度を高めるためのPR活動や小中学校の食育への活用、地域ブランド化に向けて取り組んでほしいです」とプロジェクトの報告にあわせて、モリンガの周知や普及を當銘真栄市長へ依頼しました。

 報告を受け、當銘真栄市長は「モリンガを知っていましたが、ふりかけにするという発想に加えて、中学生と一緒に取り組んだことも、モリンガのPRや食育の一環として良いものであると思います。今回の研修で学んだこと、取り組んだことを、ぜひ継続していただきたいです。研修お疲れ様でした。」と話しました。

 かりゆし塾について、詳しくは商工水産課(Tel:098-840-8137)まで。

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