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第57回全国優良読書グループ表彰を受賞した『いとまん 読み聞かせの会 日々草』と、令和6年度沖縄県読書活動優秀実践表彰(団体の部)を受賞した『読み聞かせの会 ちぃぱっぱあ』が、受賞した喜びを報告するため、11月21日(木曜日)、市役所を訪れました。
『いとまん 読み聞かせの会 日々草』は、市内小中学校の読み聞かせボランティアが勉強会のために集まったことがきっかけで、2004年に設立され、今年で20年目を迎えます。小中学校やこども園での読み聞かせや中央図書館定例のおはなし会、糸満市ブックスタート推進員として活躍され、これらの活動が評価され、表彰が行われています。
また、『読み聞かせの会 ちぃぱっぱあ』は、2001年に米須小学校の保護者を中心に設立されて以降、小中学校の読み聞かせ活動のほか、小学校における読書大会などの作文指導や読み方指導なども行いながら、糸満市平和読み聞かせ会やホテルでのおはなし会、読み聞かせコンサートなどを実践し、これらの活動が評価され表彰されています。
『いとまん 読み聞かせの会 日々草』の大城むつみさんは「自身が楽しみながら続けてきた活動が、今回評価されてとてもうれしいです。今後は子どもたちだけでなく、高齢者向けの活動も行っていきたいです」と、『読み聞かせの会 ちぃぱっぱあ』の福永恭子さんは「子どもたちが読み聞かせを楽しみ、豊かな人生を送って欲しいと願いながら続けてきました。これからも地域に根ざし、保護者と一緒に子どもたちの成長を見守っていきたいです」とそれぞれ喜びを語りました。
報告を受けて當銘真栄市長は「受賞おめでとうございます。両団体が特色ある活動と見守りで多くの子どもたちが健やかに育ったと思います。これからも活動を続けていただきながら、後継者育成も行っていただきたいです」と、屋良朝俊教育長は「両団体が行った読み聞かせで、多くの子どもたちが幸せな時間を過ごしたと思います。皆さん自身も読み聞かせから多くのことを学んだと思いますので、ぜひ地域で得た学びを還元していただきたいです。受賞おめでとうございます」とそれぞれ激励しました。
両団体の受賞について、詳しくは生涯学習課(Tel:098-840-8163)まで。