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令和6年度糸満市総合防災訓練が11月17日(日曜日)、市役所駐車場で行われ、市民や内閣府をはじめとする20団体が参加しました。
同訓練は、市民一人ひとりの自助、自主防災組織などによる共助、行政による公助と連携した訓練を行うことによる初動対応の確立や、災害発生時の災害応急対策の迅速化、的確化を図るとともに、市民の防災思想の普及・啓発を目的に行われています。
訓練当日は、2部に分けて行われ、午前8時にスタートした第1部では住民避難訓練などが行われ、同時刻に沖縄本島南東沖を震源とする強い地震が発生した事を想定し、潮崎町の住民が市役所や中央図書館へ徒歩避難が実施されるとともに、市役所職員による指定緊急避難場所開設訓練を実施。その後、訓練振り返りのワークショップや地域防災マネージャーの賀数淳氏による防災講話が行われました。
第2部では、自主防災組織による救出救護訓練や消防・警察・医療機関による救助訓練、民間事業者による道路啓開訓練、自衛隊や糸満赤十字奉仕団による炊き出し訓練が行われました。また、展示・体験ブースでは、パトカーや消防車両など緊急車両の展示やVR地震体験、放水体験、濃煙体験、のほか、陸上自衛隊第15旅団音楽隊による演奏などが行われ、参加した市民は、炊き出し訓練で振る舞われたカレーや牛丼を楽しみながら、さまざまな体験を行いました。
同訓練について、詳しくは秘書防災課(Tel:098-840-8245)まで。