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ダブルダッチを糸満市の市技にすることを目標に活動するItoman Double Dutch Crewから、潮平小学校へダブルダッチロープの寄贈され、その贈呈式とダブルダッチ体験会が11月29日(金曜日)に同校体育館で行われました。
ダブルダッチとは、2本の縄の中でダンスやアクロバットパフォーマンス、speedステップなどを自由に組み合わせるアーバンスポーツです。同団体は本年度の糸満市市民提案型まちづくり事業の採択団体で、ダブルダッチを糸満市の市技とすることで、子どもたちが糸満市を誇りに思うとともに、同競技を通じた家族時間や地域住民のつながりを増やすことを目標に活動を展開しています。
贈呈式と体験会は5年生を中心に行われ、内藤隼人代表から児童らへロープが贈呈された後、体験会では初めて体験するダブルダッチに戸惑いながらも、メンバーが回すロープの中に児童らが飛び込んでジャンプを成功させて喜ぶ児童や、大きな声で声援を送る児童らの様子が見られました。
体験会を終えて、新里洸さんは「ロープに入るタイミングが難しくて少しミスをしてしまったけど、飛べたときはうれしかった。もらったロープで練習して、たくさん飛べるようになりたいです」と笑顔を見せました。
体験会後は、同団体のパフォーマンスが披露され、アクロバティックなダンスや高速で回転するロープを飛ぶメンバーに、児童らは歓声と拍手で盛り上がりを伝えました。
児童らを見送った内藤隼人代表は「市技に向けてやっと一歩を踏み出せたという思いで、とてもうれしいです。来年以降も小学校や中学校を中心にこの活動を継続したいと考えていますが、そのほかにも、市内のイベントなどにも積極的に参加して、ダブルダッチの認知度を上げていきたいです。ダブルダッチが市技になり、そのことで糸満市が注目されるように頑張ります」と話しました。
糸満市市民提案型まちづくり事業について、詳しくは市民生活環境課(Tel:098-840-8123)まで。