本文
7月から8月にかけて行われた第27回商工会特産品コンテストで、糸満市西川町に店舗を構えるピエノマジェラートが審査員特別賞を受賞し、その喜びを報告するため同店の米盛勝也代表らが、12月5日(木曜日)、市役所を訪れました。
同コンテストは、品質・デザイン・アイディアが特に優れている物を表彰することで、出展者の製造・販売意欲の高揚を図り、商工会や地域特産品の販売促進に貢献することを目的に開催されています。
ピエノマジェラートは、令和6年4月、西川町にオープンし、代表の米盛勝也さんは全国最年少で「ジェラートマエストロ」に認定されているほか、イタリアの国際大会で日本人最高位の準グランプリを受賞した実績を持ち、その実績をたたえて世界でも120人ほど、日本では数人しかいないイタリアジェラート協会認定の「世界ジェラート騎士」です。同店のジェラートは、県内産の牛乳や旬の素材を活用し、伝統的製法により独自のフレーバーが展開されています。
今回出店された商品は「県産ジェラート6種」で、50社を超える出展者の中から、厳正な審査が行われた結果、審査員特別賞に受賞しています。同商品は、うちなーまーす、ちゅら恋紅(紅芋)、スイカ、シークワーサー、こだわりチョコ、桑茶の6種類のジェラートが入っており、地元の食材の良さを引き出すという強い思いが伝わる魅力的な商品であると評価されたことが受賞につながりました。
米盛勝也代表は「商工会から出展を進められて、コンテストに参加しました。既存の商品が県内産や糸満市産の食材を使用しており、食材の味や風味が強く感じられる商品でしたので、それを詰め合わせて出品しました。普段から販売している商品が評価されてうれしかったです」と喜びを語りました。
報告を受けて、當銘真栄市長は「審査員特別賞の受賞おめでとうございます。どれも県産品を使用して商品化されていることが素晴らしいと感じています。今後は商品開発だけでなく、販売にも力を入れて糸満市の商品として全国で力を示してほしいです」と激励しました。
同コンテストについて、詳しくは糸満市商工会(Tel:098-992-2816)まで。