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12月9日(月曜日)、全国同人雑誌振興会などが主催する全国同人雑誌賞で、大城由乃さんが最優秀賞にあたる「まほろば賞」を受賞し、その喜びを報告するため、関係者らとともに市役所を訪れました。
同賞は、文芸同人雑誌の振興と創作活動を奨励し、同人雑誌で活躍する人々の創作エネルギーを鼓舞するとともに、優れた同人雑誌の作品や文芸を愛する人々に広く読まれる運動を展開するために創設され、今回で18回目となります。
受賞作品は、「四人」105号と106号に掲載された「神女(カミンチュ)」で、沖縄本島周辺の離島で霊と交信できる神女を中心に、沖縄の歴史背景などが描かれています。
大城由乃さんは「目に見えない何かが沖縄にあること、霊障体験をされる人たちは周りの人に理解されないことがかわいそうであることから、神女を題材に3年〜4年かけて書き上げました。受賞の連絡をいただいた時は、とても緊張しました。受賞できて光栄です」と喜びを語りました。
報告を受けて、當銘真栄市長は「受賞おめでとうございます。実際に読ませていただいて、すごい力作であると感じました。今回の受賞が、大城さんの作品を多くの人の目に触れるきっかけになるとうれしいです」と話しました。
大城由乃さんの受賞について、詳しくは生涯学習課(Tel:098-840-8161)まで。