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児童生徒の学力向上における取り組みの充実・強化などを目的に開催している糸満市教育の日が、1月10日(金曜日)、シャボン玉石けん くくる糸満で行われました。
糸満市教育委員会では、毎年1月10日を糸満市教育の日と定め、市内のこども園や小中学校で公開保育・公開授業が行われるほか、今年度活躍した幼児・児童生徒への表彰、教育に関連する講演会が行われています。
午後2時30分から行われる式典を前に、会場では糸満中学校吹奏楽部が演奏で来場者を迎え、表彰式に先立ち行われた教育講演会では、沖縄タイムスで連載されている「おばあタイムス」で有名な糸満市出身漫画家の大城さとしさんが「夢はまんが家」という演題で、夢に向かって努力を続けることや、自身の体験談、現在の仕事について講話したほか、漫画を描く工程を会場で披露し、来場者からは大きな拍手が送られました。
表彰式では、全日本キックボクシング選手権大会で優勝した金城美愛さん(糸満小3年)、令和6年度オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンの標語で内閣府特命担当大臣賞を受賞した福元悠真さん(糸満中1年)、第92回全国書画展覧会で筆都大賞を受賞した上原琉夢(糸満中3年)に糸満市長賞が贈られたほか、スポーツや文化面で優れた成績を残した—の個人、団体に教育長賞が贈られました。
受賞者を代表して上原琉夢さんは「市長賞という名誉ある賞をいただき、とても光栄です。この賞は私ひとりで成し遂げられたものではなく、日頃から熱心に指導してくれる書道の先生、励まし合い、ともに切磋琢磨(せっさたくま)した仲間たち、そして支えてくれた家族や周囲の人のおかげです。これからもこの賞に恥じないようさらに頑張っていきます」とあいさつをしました。
糸満市教育の日について、詳しくは学校教育課(Tel:098-840-8165)まで。