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沖縄県が実施する令和7年度の経営革新計画支援制度に、糸満市の土〜夢ごはんカフェが承認され、その喜びを報告するため、1月17日(金曜日)、同カフェの喜瀬智哉さんと喜瀬拓斗さん、糸満市商工会の上原長榮会長が市役所を訪れました。
同支援制度は、県内中小企業などが新商品の開発や新たなサービスの提供、新分野などへの進出など、新たな事業活動や計画を支援する制度で、県知事が承認し、各支援機関からの補助金や低金利融資を受けることができます。
同カフェは、「『食と健康と風土』を核としたブランディング展開」をテーマに、沖縄県産もちきびを配合した7つの雑穀七夢雑穀や職人に特注した土〜夢オリジナルやちむんなど、独自ブランドの商品開発を進めるとともに、自社ホームページとECサイトを作成し、オンライン販売を実施することで来店できない顧客へ商品を届ける手法を新たに導入することで売り上げと企業価値の向上を目指すとしています。
同カフェの喜瀬智哉さんは「私たちのカフェは『あたたかみを、結ぶ』という理念のもと営業をしており、リピーターも木の椅子や机、お皿のやちむんから温かみを感じてくれるから来店してくれていると思っています。この理念を商品開発に活かして、来店しなくても私たちの温かい気持ちが届けられるように頑張りたいです」とこれからの抱負を語りました。
報告を受けて、當銘真栄市長は「私もお店に足を運んだことがありますが、お話しいただいた理念をしっかりと表していると思います。ECサイトを活用しながら、県外の人にもその気持ちと商品を届けていただくとともに、経営力の向上に取り組んでいただきたいです。これからも頑張ってください」と激励しました。
同支援制度に関して、詳しくは糸満市商工会(Tel:098-992-2816)まで。