本文
大規模な災害発生時に避難者の中で障がいや疾患など一定の配慮が必要な人を受け入れる福祉避難所として、既存の福祉施設を活用するため、糸満市と医療法人晴明会で協定を締結し、その締結式が2月6日(木曜日)、市役所で行われました。
同協定は、医療法人晴明会の施設を、同会の医療機関に通院している糸満市民や障がい・疾患などにより特別な配慮を必要とする糸満市民を受け入れる福祉避難所として使用するとともに、必要な資機材や物資を提供することなどが定められています。
協定締結にあたり、當銘真栄市長は「近年の自然災害の教訓から、地域や企業との連携による災害時の応援協定を積極的に行うなど、あらゆる防災対策を講じているところです。今回の協定締結が、本市の災害対応の強化と市民の安心・安全の確保につながるものと期待しています」とあいさつをしました。
医療法人晴明会の稲富仁理事長は「近年は多くの災害が発生しています。そのような中で、精神疾患の患者をはじめとする多くの災害弱者を、知識と経験が豊富なスタッフとともに全力でサポートしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いしますと話しました。
同協定について、詳しくは障害福祉課(Tel:098-840-8103)まで。