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外国にルーツを持つ家族が日本文化に触れるとともに、新しいつながりを作れる場を設けるため、NPO法人子育て応援隊いっぽによる外国ルーツ新年会が、2月9日(日曜日)、糸満市福祉プラザすこやか館で行われました。
同会は、市より委託されている、つながりサポート事業の一環として、NHK歳末助け合い募金なども活用しながら開催され、7組の家族、計24人が参加しました。
当日は三線の演奏、かぎやで風で会がスタート。ふたば書道会師範の野田葉鈴さんによる書道パフォーマンスが披露された後、墨汁や筆を使って書道体験が行われ、参加者は初めて使う筆に戸惑いながらも、ときどき笑顔を見せながら真剣に取り組む様子が見られました。
ボランティアによる子どもたち見守りが行われた別室では、スリランカから移住した子どもがベトナムから移住した赤ちゃんをあやす様子が見られたほか、会終了後には女の子らの着物着付け体験が実施され、家族間でつながりを深め、日本文化に触れた一日となりました。
同会を終えて、参加したペレラさん夫妻は「知り合いに教えてもらい参加しました。書道の体験では、初めて筆に触れて難しかったが、楽しかったです。このような機会があれば、また参加したいです」と笑顔を見せました。
同会について、詳しくはNPO法人子育て応援隊いっぽ(Tel:098-987-4522)まで。