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”海ぶどうの価値向上に貢献”株式会社日本バイオテックが沖縄特別大会でグランプリ

ページID:0028443 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

 令和6年11月に開催されたNikkei The Pitchグロース2024沖縄特別大会において、「海ん道(Uminchi)」を経営する株式会社日本バイオテックが見事グランプリに輝き、その喜びを報告するため、2月25日(火曜日)、市役所を訪れました。

 同大会は、スタートアップ企業やアトツギベンチャー企業、次世代の社会起業家を支援するためのプロジェクトで、新規事業を立ち上げ、その成長に挑んでいる企業の取り組みをPRするために行われ、参加企業は独自性や市場性、成長性などの観点から審査されます。

 同社は2002年から海ぶどう養殖事業を糸満市でスタート。1週間程度であった海ぶどうの賞味期限を常温で2年に伸ばす生産技術を開発し、現在では年間25トンを国内外へ出荷し、世界へ販路を広げています。さらに、海ぶどうの摘み取り体験やキャンプ、カフェなどが楽しめる「海ん道」を運営し、6次産業化にも取り組みながら、海ぶどうの付加価値向上を図っています。

 今回、海ぶどうの新たな価値創出や価値の伝え方、観光産業への貢献、事業承継のモデルケースになり得るといった点が評価され、グランプリに輝き、同社は沖縄県代表として3月に行われる全国大会へ出場します。

 同社の山城由希代表取締役は「現在スタッフ40人程度で日々切磋琢磨(せっさたくま)しながら事業を展開していますが、やはり地域の協力で事業を継続できていますので、女性や高齢者、就労支援の対象となる人など、誰でも働ける養殖場を目指して事業に取り組んでいます。今回のグランプリで、これまで取り組んできたことが形になったと思うと同時に、全国の舞台で特産品として海ぶどうをアピールできることをうれしく思います。」と喜びを語りました。

 報告を受け、當銘真栄市長は「グランプリ受賞おめでとうございます。これまでコツコツと積み重ねてきたことが認められたのだと思いますので、ぜひ、全国の舞台でも日々の取り組みを惜しみなく披露していただきたいです。これからも全国や世界に糸満産の商品が届くことを期待しています」と話しました。

 同大会の詳細について、詳しくは糸満市商工会(Tel:098-992-2816)まで。

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